018156 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

WARABI - MOTI

WARABI - MOTI

冬空の心は。

          
          「冬空の心は。」



           吐く息が白い  

         遠く 透き通っている

       
       鈍色の空はいつものように泣いていて

       ただ 冷たい涙を僕におとしつづける



     それは重く 砂漠の水無い焦熱の砂のように

     それは黒く 海の深遠に覗く陰る光のように


       ただ儚く 世界に心をおとしつづける



           けれど僕はおもう


           
            この幕の向こう

      昏く 憂鬱の底を視るような白さの奥には

       また違う世界が在るんじゃないかって




         心が悼む 夢のような日のこと

        微かに視えたのは あの人の幻だった





――――――――――――――――――――――――――――――――――

うぅむ・・・結局のところ、孤独な世界からの視点でみた、他の世界の在り方みたいなものを書いたつもりですが・・・

どーなんでしょ。(笑)

自分の書いてる小説をイメージしたつもりなんですがねぇ。
やっぱり詩というか小説じみてます・・・。

これから出来ればこれの基となった小説もUPしていきたいですね♪



© Rakuten Group, Inc.